乙一という作家の魅力!!秀逸です
どもどもコッシです!
今日は乙一という作家の魅力について書いていきたいと思います!
コッシが高校時代に小説を初めて読んでみようと思って読み始め、初めて「面白い」と思ったのがこの乙一の作品でした。
授業中に読んでいたのですが、ハラハラドキドキしながら一気に読んだのを覚えています。
処女作である「夏と花火と私の死体」という本だったんですが、この本を書いた乙一は当時17歳というからすごく驚きました。
今日はそれ以外にも何作か紹介しながら魅力に迫りたいと思います。
夏と花火と私の死体
タイトルからして少し怖そうな感じの物語かな?なんて思うかと思いますが、怖さはさほど強くはありません。
この本の最大の面白いところが、物語の主人公の少女が殺された後、その死体目線での描写が多いことです。
普通は死人に口無しなのですが、これがとても面白い。
その死体を隠すまでのストーリーも秀逸で、死体が見つかりそうになるたびにハラハラできます。
しかも最後には、「え、この人が?!!!!」というようなびっくりな展開も見せながら、最初から最後まで楽しく読めます!
内容も多すぎず、少なすぎずちょうどいいですし、これから小説を読んでいきたいという人にもおススメできる内容だと思います。
一気読みできるような面白い本はコッシの中では少ないのですが、これはその数少ない本のうちの一つで本当におススメです。
でも授業中には読まないように笑
こんなカバーになっていたの知らなかったw
君にしか聞こえないcalling you
乙一は別にミステリー系ばかり書いているわけではないです。
この本はすごく切なくて、感動する内容で、危うくコッシも涙を流すところでしたw
心の中のケータイ電話がある日突然鳴りだし、そこから物語は始まります。
そしてその電話に出て、実在する人物と話をしていきながら、会う約束をします。
待ち合わせ場所に着く時間軸に向けて急速にストーリーが目まぐるしく進みながら、クライマックスを迎えます。
お互いの感情と、時間軸の交錯、抑えようのない感情。行動
「想う」とはどういう事か。
「君の名は」を見たときに少しこの作品を思い出しましたね。
とてもいい作品だと思います。。。
暗いところで待ち合わせ
この作品も独特で、ある日駅のホームで突き落とされある人が亡くなります。
その亡くなった人の周辺の人間模様の描写があり、内一人がその駅のホームに居て容疑者になっています。
その容疑者は、駅の近くに住む全盲の女性宅に隠れるのですが、全盲の女性は誰もいないはずの生活の中に、何か違和感を感じながら奇妙な同棲が始まります。
両者の立場からの描写もとても面白いです。
そんな中、真実に近ずいていくわけですが、やはり最後まで楽しく読める作品になっています。
それとこの作品を読むと、全盲の方の心境へもイメージができると想うので、もし街中で見かけたときには手助けをしてあげたいと思えるようにもなりました。
そんな観点からもお勧めの一冊です。
まとめ
他にも本当にたくさんの作品があり、違うハンドルネームでも活躍するような一面もあります。
結構エグい作品もありますが、幅が広いので上記で紹介したような作品を読んで見てから読み広げていくといいかもしれません(^ ^)
それと乙一の作品は結構映画化されているので、興味があれば映画でも楽しめます。
コッシ的には小説ですごく気に入っている作品は映画を見てがっかりすることがすごく多いのであんまり見ません笑
乙一、コッシお勧めの作家でした!!
ではでは(^o^)
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