音楽

ブルーハーツの魅力。

ブルーハーツ 魅力
ブルーハーツ 魅力ブルーハーツ 魅力

ブルーハーツの魅力

どもどもコッシです!!

今日は大好きなブルーハーツの魅力について伝えたいと思います(^^)

コッシがブルーハーツと出会ったのは中学の時で「トレイントレイン」を聞いたのが始まりでした。

それから31歳になった今でも大好きです。

どんな魅力があるかと言いますと!!

・直接的じゃないのにすんごく伝わるメッセージ

・優しい

・上辺じゃないかっこよさ

それでは説明していきます!

直接的じゃないのにすんごく伝わるメッセージ

これブルーハーツ好きな人なら共感してもらえると思うんですが、なんか言い回しがすごく独特だなーって感じることが多いです。

とってもヘビーな内容を歌ってるんだけど、あえて重苦しく暗くしないで、明るく歌うんです。

もちろん直接的にしっかり伝える歌もあるし、それはそれでストレートにドカンとメッセージが伝わってきて好きなんですけどね

例えばトレイントレインなんかは「直接的」だと思うんです。

「見えない自由が欲しくて、見えない銃を打ちまくる」

直接的ですごくガツンときますよね?歌い方もその歌詞に含まれるメッセージに感情を乗せて歌っているのが伝わってきます。。。

一方、「レストラン」という歌では、のら犬の立場に立って歌うんですが、内容も結構ヘビーなんです

歌詞としては

「明日どこかの交差点で、轢き逃げされちゃうかも」

という歌詞だったりするんですが、曲調も明るい感じだし、決して悲壮感漂う歌い方ではなく淡々と最後まで明るく歌っています。

このような歌を聴くと、コッシはこう思うわけです。

人間が轢き逃げされたら大事件で、ニュースで取り上げるし、みんな悲しむのに、犬が路上で死んでいてもお前ら何も感じないんだろ?犬だって生きてるし、お腹だってすくし、痛みだって感じる。それをお前らはひき逃げして何も感じずに笑ってるじゃねーか。ちょっと考えればわかりそーなこともわかんねーんだからどうしようもないし、俺は悲しいよ。

っていうような気持ちを乗せて、あえて直接伝えるんじゃなくて、諦めにも似た、悲しみを含んだ、でもポップに歌うことで皮肉る。

そんな表現の仕方で伝えているんだと思います。

このような歌は、逆にすんごく、コッシには共感できるし、伝わってきます。

「レストラン」の歌詞で書いたように、人間ていうのは本質的に「利己主義者」であることはどう考えても明らかです。

勝手に道路作って、車走らせて、便利ですからね。コッシも車がないと実生活を送る上で相当厳しいというか通勤が困難になったりするわけです。

でも使う以上は、動物をひいてしまうリスクを孕んでる。

コッシは、自分が利己主義じゃないというつもりはないし、車も使用していく必要がある。でもせめてひいてしまった時には放置しないで、片付けると決めています。

実際に一回だけ片付けたことがあります。

そんな自分がレストランを聞いたり、周りから「動物引いちゃってっさー、車汚れちゃったよ」なんて聞いてムカついていた時に「レストラン」を聞いて、やっぱりブルーハーツは優しいなって感じます。

優しい

なんだかコッシは生きてきた中で、いろいろな人間の黒い部分を見ては、悩んだり怒りを感じたり絶望したりしてきました。

そんな中で、色々な人に優しくしてもらったり、元気をもらったり、気合をもらったりしてもきました。

いつも自分が落ち込む時、理不尽を感じたとき、ムカついた時にはこう思います。

「優しくなりたい」

だから優しい人が大好きです。

優しい人ってどんな人なんでしょうか?それはきっと人の痛みがわかる人だと思っています。痛みがわかるから、その気持ちを汲んで接したり優しい言葉をかけるんだと感じています。

それを踏まえて、ブルーハーツの歌詞から優しさをすごく感じます。

歌詞を一部紹介したいと思います。

NO NO NO

「どこかで誰かが泣いて、涙かたくさん出た。政治家にも変えられない僕たちの世代。戦闘機が買えるくらいのはした金ならいらない。ノーノーノー、笑い飛ばせばいいさ」

少年の詩

「僕やっぱり勇気が足りないアイラブユーが言えない。言葉はいつでもクソッタレだけど僕だってちゃんと考えてるんだ。どうにもならないことなんて、どうにでもなっていいこと。先生たちは僕を不安にするけどそれほど大切な言葉はなかった。」

ダンスナンバー

「ダンスナンバーで踊り続けよう。くだらない事はたくさんあるけど、誰かが決めたステップなんて関係ないんだ、デタラメでいいよ。君のことを笑うやつはトーフにぶつかって死んじまえ」

終わらない歌

「世の中に冷たくされて一人ぼっちで泣いた夜、もうダメだと思う事は今まで何度でもあった。本当の瞬間はいつも死ぬほど怖いものだから、逃げ出したくなった事は今まで何度でもあった。馴れ合いは好きじゃないから誤解されてもしょうがない。それでも僕は君のこといつだって思い出すだろう。」

ロクデナシ

「役立たずと罵られて、最低と人に言われて、要領良く演技出来ず、愛想笑いも作れない。死んじまえと罵られて、このバカと人に言われて、うまい具合に世の中とやっていくこともできない。全ての僕のようなロクデナシのためにこの星はぐるぐると回る。劣等生で十分だ。はみ出しもので構わない」

いかがでしょうか?

ぜひ聞いて欲しいです(^^)

上辺じゃないかっこよさ

世の中には色々な価値観ってあると思うんですが、それと同時に色々なかっこよさがあると思うんです。

ファッションがかっこいい。ルックスがかっこいい。考え方がかっこいい。汚いのがかっこいい。

色々あるんですが、コッシは小さい時から人間に大切なのは目に見えるかっこよさじゃなくて「心」が大切だ!とずっと思って生きてきました。

いろんな価値観があっていいと思うんです。でもコッシのこんな価値観が、ブルーハーツへの共感につながっているんだと思います。

ファッションにお金使うのもいいし、どうかっこよく「見せるか」に時間を費やすのも別に悪いことじゃないと思うんです。

でも、表面の目に見える部分で判断しすぎじゃないかなとコッシはよく思います。そんな判断方法にコッシは少なくとも違和感は感じますし、やっぱり心がかっこいい人は本当にかっこいいなと感じます。

ブルーハーツは、そんな、見た目だけじゃなくて、心を重んじているんだろうなと感じる歌詞がたくさんあるし、それを聞くたびに共感し、嬉しい気持ちになります。

コッシの好きな歌詞を紹介しますね(^^)

ラインを超えて

「いろんなことを諦めて、言い訳ばっかりうまくなり、責任逃れで笑ってりゃ、自由はどんどん遠ざかる。金がものをいう世の中じゃ、爆弾抱えたジェット機が、僕のこの胸を突き抜けて危ない角度で飛んでいく。満員電車の中くたびれた顔をして、夕刊フジを読みながら老いぼれていくのはごめんだ。」

リンダリンダ

「ドブネズミみたいに美しくなりたい。写真には映らない美しさがあるから。」

青空

「誠実さのかけらもなく笑っている奴がいるよ、隠しているその手を見せてみろよ。生まれた所や、皮膚や目の色で、一体この僕の何がわかるというのだろう。」

パンクロック

「吐き気がするだろう?みんな嫌いだろう?あああああー。真面目に考えた。真面目に考えた。ああああー。僕パンクロックが好きだ。中途半端な気持ちじゃなくて。本当に心から好きなんだ。僕パンクロックが好きだ。」

未来は僕らの手の中

「誰かのルールはいらない。誰かのモラルはいらない。学校も塾もいらない。真実を握り締めたい。僕らは泣くために生まれたわけじゃないよ。僕らは負けるために生まれてきたわけじゃないよ。」

スクラップ

「誰かが言った我慢するんだ。僕は叫ぶ我慢できない。苦労すれば報われる。そんな言葉は空っぽだ。手にしたものをよく見てみれば、望んだものと全然違う。しがみ付く価値もないそんなものならいらないよ。スクラップにはなりたくない。スクラップにはされたくない。ただ自分で居たいだけ。」

やっぱりかっこいいです。この記事で少しでもブルーハーツの魅力に共感してくれる人が増えたり、辛いときに聞いて元気になってもらえたらすごく嬉しいです(^^)

ではではコッシでした!!