三島由紀夫の本は難しくない!
どもどもコッシです!
なんで三島由紀夫でこの画像なんだよ!と思うかもしれませんが、記事内で紹介する「潮騒」という小説の主人公がヒラメをぶら下げて。。。という描写があるのでこれにしました笑
今日はコッシの好きな三島由紀夫について書いていこうと思います(^^)
三島由紀夫というとなんだかすごく難しい小説を書いているんじゃないかと思う人も多いと思います。。
確かにすごく難しくて「俺にはまだ早いか」なんて思って途中で読むのをやめた本なんかもありましたが笑
誰でも読める上に、すごく表現力が高くて面白い本なんかもあります。
おすすめの本も紹介しながら書いて行きたいと思います!!
三島由紀夫の難しくないおすすめの本!
えー、ズバリ!三島由紀夫の難しくないおすすめの本を紹介します!笑
○潮騒
この本はコッシが三島由紀夫の本で一番最初に読んだ本であり、一番好きな本でもあります。
そこまで長くないし、内容は恋愛になるんですが、全然甘すぎない。そして悲しすぎない。
現代の恋愛ドラマとか、ケータイ小説とかってなんか悲しいだけだったり、甘いだけ、切ないだけっていうのが多い気がするんですけどw
この「潮騒」は全くそういったことなく、でもとっても描写が豊かで、小説を読みながらも映画を見ているような感覚になります。
なんというか「優秀な文学者ってこういう表現をするんだ。。。」と驚かされてばかりです。
女性読者がいるかもしれませんので少し書くのを躊躇しますが、ヒロインの胸の描写もとても素晴らしいものでした。
決して「あからさまなエロス」ではありません。
男性諸君に読んでいただきたい笑
○若きサムライノために
次に紹介するのが「若きサムライのために」。
上で紹介した「潮騒」と同列一位です。
この本は、物語ではなくて、三島由紀夫が色々なテーマにおいて持論を展開するエッセイのような物だと言えると思います。
三島由紀夫の作品というよりも、どのような考えを持った人物であるかを知りたい人はこっちを読んでいただければと思います。
タイトルの通り、若い世代へ向けた部分も多くあり、コッシも共感できる部分についてはとっても感化されました。
今本が出されたのは大分前にはなりますが、「時代は繰り返す」のごとく、現代にも十分通ずるどころか、全く色褪せない普遍的な思想が詰まった本だと思います。
例えば「男性の女性化」というのは大昔からあることであったりします。
あんまりネタバレが過ぎると良くないので書きませんが気になる方はレビューにも書かれていると思いますので読んで見てください(^^)
まとめ
コッシは漫画も読むし、小説も読むし、映画も好きですが
まず「小説は文字ばかりでつまらない」というイメージを持っている人がとっても多いと思います。
その先入観は半分あっていますが、半分間違っているんじゃないかと思います。
本にも相性があって、つまらない本を最後まで読むのは苦痛でしかありませんし、コッシもすぐに読むのをやめてしまうこともよくあります。
でも本当に面白い本は、数ページ読んだだけで映像が頭の中で流れ出し、本当に映画を見ているような感覚で読み終えます。
涙が出ることもあれば、微笑むこともあります。
ぜひ小説を敬遠せずに手にとって読んでいってほしいなーと個人的に思います。
そんな中でさらに難しいイメージを持たれやすい三島由紀夫かとは思いますが、本当に上で紹介した「潮騒」「若きサムライのために」などはとっても読みやすいのでぜひ読んでいただければと思います(^^)
ではではコッシでした!